卵巣は、比較的腫瘍のできやすい器官といわれています。卵巣にできる腫瘍は、『卵巣のう腫』 と 『充実性腫瘍』 の大きく2つに分けることができます。

『卵巣のう腫』 は、卵巣内組織の卵胞に液体などがたまってできた腫瘍で、さわると柔らかいのが特徴です。
※ほとんどの場合はこちらです。

一方、『充実性腫瘍』 はかたいコブ状のかたまりです。

どちらも、腫瘍が小さいうちはまったく自覚症状が出ないのが、特徴です。腫瘍の大きさがにぎりこぶし大ほどになったころから、 自覚症状として
◆腹部の膨満感や腰痛、
◆不正出血
◆ 便秘・頻尿     などがあります。

良性の腫瘍で、それほど大きくない場合は、定期的に検査をして経過を見ますが、腫瘍が7cmくらいになると、手術をするのが一般的です。
悪性の可能性がある場合には、卵巣だけでなく、卵管や子宮を含めて摘出する手術が行われます。