淋菌というそらまめ状のグラム陰性双球菌によって起こる細菌感染症で、人とチンパンジーだけが感染します。
感染すると3〜11日間の潜伏期を経て発症します。感染した場所で急性炎症を起こすことにより症状が出ます。
子宮頚管で淋菌が増殖した場合は子宮頚管炎となり、黄緑色の膿のようなおりものがでます。また、尿道で増殖した場合は排尿痛、頻尿、残尿感などがでます。
主に性交渉による感染で男性・女性の両方に感染しますが、女性の場合感染者の約70%に自覚症状が出ないため、知らないうちに相手に感染させてしまうことがあり、注意が必要です。
数十年間、患者さんは減少傾向にありましたが、ここ数年は一転して増加傾向にあります。しかも抗生物質が効きにくい耐性菌が増えてきているのが懸念されています。 |